あの時と比べて

axset2005-02-10

[ズキズキズキンちゃん]

痛てぇ〜。思いっきりノドが痛てぇ〜。
昨日の絶叫の代償で声はガラガラハスキーボイス。森進一の歌もキーを変えずにいける。


さてさて、一夜が過ぎ、おいらも冷静になったところで昨夜を振り返ってみた。

[違和感]

昨日スタジアムに着いて衝撃的だったのは、
ゴール裏の雰囲気が8年という年月で大きく変わっていた事だ。
それはテレビで感じていた以上に酷い状況だった。

もうね、ユルユル。緊迫感が感じられない奴ばかりで空気がヌルい。


8年前、ウルトラスの周りには同じように熱狂する連中が幾重にも取り囲んでいた。
しかし、昨日周囲にいたのは黄色い歓声をあげる若い女性とただ立ち尽くすだけの傍観者ばかり。


だから、どんなにウルトラスのメンバーが煽って鼓舞しても全く伝染しない。


フランス予選の熱狂度、気合度と比較したら半分以下。2,3割がいいとこだな。
あの時は試合開始まで1時間を切ると応援が自然発生していたし、
試合終了まで、ずーっとそのテンションでブッ飛ばす勢いと情熱があった。


それが昨日は悲しいことにあの一体感を感じることは試合終了まで無かった。


つうか、マジでアントラースの試合の方が全然あるし。Jリーグの方が確実に良い応援するよ。
ホント、最終予選って感じが最後まで微塵も感じられなかったんだよ。

[ジ,ジンギスカン…]

さらに、ウルトラスが歌うジンギスカンの替え歌…あれを採用したセンスを疑う。
中途半端で一体感が極端に悪くばかり。俺に至っては失笑のあまり歌う気になれなかった。
わざわざテンション落としてどうすんだ!?どう考えても緊迫した試合中に歌うものではない。


ゴール裏を占める多くはサポーターじゃなくてファン。さらに訳のわからない応援歌…。
これじゃ当然応援もヌルくなる。フランス予選の熱を求めるのは到底無理。

[ブサイク組を目指せ]

2002年以降、サッカーに興味を持ってスタジアムに来る人が増えたのは良いと思う。
しかし、代表戦に限って言えば、相手にプレッシャーを与えられないミーハーなノリに違和感を感じる。

今の代表戦は初期Jリーグブームみたいなものなのか?
あの時は沈静化から成熟記まで8年くらいかかったってことは正常になるのは2010年頃か。


…当分先だなぁ。


こりゃー代表メンバー全員ブサイク面になったほうが手っ取り早い。
全員俊輔クラス。いや、それ以下を目指して黄色い声援なんぞ皆無のスタジアムに戻すしかねえ!!

[行くとしたら…]

だから残りの最終予選、国内の2試合行くならば,ゴール裏のコア部分で全身全霊鼓舞するか、
しっかりピッチが見える場所で落ち着いて観戦するか、その辺を踏まえて次のチケットを考えよう。


もう、あの感覚はアウェーに行かないと感じられない気がする。

なーんて、仕事をしているフリしながら思いにふけってたおいらでござった。