2010年ワールドカップ予選、注目のオーストラリア戦。久々に、試合前から体に緊張感を持っておりました。
が、そんな緊張感があったのも前半まで。
最初は画面に釘付けで、奇声をあげて乱入するチビを適当にいなしていたが、後半早々貢献度高と見ていた松井が真っ先に交代で呆れてしまい、ヘッポコなプレーが続くとともにチビとの戯れがメインになって、後は実況の叫びでチラ見するだけに成り下がる。
で、結局、ホームでドロー。
ま、結果的にワールドカップ出場はほぼ確定だろうが、ただそれだけ。はっきり言って、期待感は皆無。悲しいほど皆無。
このチーム弱く無いけど、決して強くない。
そんで救いようの無いくらい魅力が無い。
ドーハ組は別格だとしても、それ以降だって、前園、中田、川口らアトランタ組が合流した代表は「こりゃスゲーことになるぞー!!」なんてワクワクしたし、ワールドユースで準優勝したときも「この世代が中心になったらどうなっちまうかなー!!」なんてスゲー期待してた。
そう、Jリーグデビューした小野伸二を最初に見たとき、無限の可能性を感じた。マジで何の疑いも無く、どこまで行くかって。あの気持ち、あれっきり無いなぁ。
選手はともかく、代表チームに期待が持てず、100%感情移入出来ない悲しさ。一昔前感じられた日本代表のカリスマ性、オーラ、期待感、ホント無くなった。地に落ちた。
もう一度、魂を感じる、上辺だけじゃないサッカーが見たい。気持ちが伝わらねえと、こっちも気持ちが入らねえ。
そんな気持ちを再確認できた試合ではあった。