やられた〜

穏やかな午後。模様替えを終えた新子供部屋で遊んでいると、急にチビから「パパ、だじゃれ言って〜」と言われる。
「お、おう」驚きながら返事をすると、取り出したのは正方形でそれぞれの面に付いている穴に、形の合うパーツを通すオモチャ。

そのおもちゃの扉からおもむろに手を入れると、カラフルなパーツを一つ取り出し、「えーと、ひつじ。はい、パパひつじー」とお題を決めて投げてきやがった 。

若干、いやかなり動揺しながら答えましたよ。

「え?え〜と、ひ、ひつじつじつじ」

とっさの返しに1秒ほどの間。

「・・・はい」

特に感想もなく打ち切ってきた。


ああ、何この恥ずかしさといたたまれない気持ちは!!

こちらが受けた精神的ダメージなんぞお構いなしに、「え〜、つぎは〜、はい星〜、星です〜」強烈な進行をかましてきやがったチビ!!

「え〜と、え〜と…」


火照った顔で動揺しまくりのオイラ。もう自分がどう答えたか記憶なし。完全に打ちのめされダメージははかり知れず。

更に「…はい、え〜次は〜」と駄目押しの攻撃を察知したところでタイムを要求。フラフラと二階に避難しました。


四歳児に手玉に取られるとは!!!この恥ずかしさと悔しさ!!!


ま、案の定、相方は大笑いでした。