[笑顔の強制参加]
午後10時過ぎ、ようやく仕事が終わってマシンを落としたら出向先BOSSが登場。
「終わったの?」
「はぁい、ようやくです〜」
「そう。よし!!じゃあ行こうか」
「……は?」
おいらが聞きかえすと、ニヤリとして視線を横にそらした。その先にはおらの大BOSSが!!
「じゃあ、待ってるからね」
「す、すぐに準備します!!」
[誘いがある限り大丈夫?]
わーいわーい。大御所二人と呑みにいけるなんて、こんな機会なんて滅多に無い。「いくらでも酒のつまみにしてください」と大喜びで付いていく。
最初は恐縮してたけど、すぐにいつもの状態に陥ったおいらっち。でも、所々にスケールのデカイ話が出てくると、我に返って背筋が伸びたね。面白い話もレベルが違いすぎるんだもん。これに慣れちゃいけない。こわいわー。
それにしてもBOSSが通う店はさすがです。マジで飯が美味かった!!ほんと良い栄養補給が出来ました。
ごちでしたとお礼を言うと「タダなわけないじゃん、明日からバリバリ働いてもらうからね」とハッパをかけられた。ぐへー。
「期待に応えられるよう頑張ろ〜」、終電に揺られて半分寝ながら思うおいらであった。