監督を囲む会

axset2005-02-11

今日はヤスオ監督のショートムービーを見に相方と渋谷まで行ってきた。
会場に着くとにっしー夫妻もおいでになりまして、一緒に鑑賞だっぺ。

[素直にビックリ]

感想は、贔屓目無しで一番しっかり作られており、面白かった。
あとからワーワーいじくってやろうと思っていたのに…誉めるしか無い…。

でも、ホント大変そうでだったからおいらも嬉しいっぺさ。

[適正価格]

が、しかーし、それで全てが「よかったねぇ」とはならないんだー!!

いくら有名な役者が出演しているとはいえ,普通の感覚だと料金1500円は足は遠のくよ。
しかもワンドリンクと大々的に謳っておいて、コールドドリンクを「検尿用?」と目を疑うような、貧弱は紙コップで出すとは何事じゃ!!
だったら最初っから期待させんじゃねぇ!!書いてないほうがマシじゃい!!

「ビール呑みてぇ」と欲望の赴くままに100円プラスして笑顔で受取った自分自身を心から誉め称えたよ。


ま、ワーワー騒いだけど、料金設定やヘッポコなドリンクなんぞカワイイもんよ。おいらもそんな事だけで吠えまくるほど、≪おこちゃま≫ではありませんのよ。


本題は、ここから。

[ホームビデオ?]

問題は、クオリティ。根本的な大問題。
クオリティの高い作品を3つ鑑賞出来きていれば,割高という感覚自体消え去ってるよ。
が、現実は悲しいかな…全ての作品が俺を満足させることは出来なかった。


3作品でレベルの差がありすぎ。つーか、全ての病巣は1発目。


率直な思いは、「一緒に上映していいのか!?よくこれで金取れるな」
映像の基本をまったく知らない監督と、スタッフが無理矢理出演させられたとしか思えん準主役の男優が繰り出す未体験の映像表現。


恐ろしい!!はっきり言って恐ろしいよ!!奴らの救い様の無い醜いほどのセンスの無さは奇跡だ。そんな物に、この世に送り出すことにGOサインを出す人間がいたのも信じられん。


あんな作品が混ざっているのを知った上で1500円という価格設定をしたのであれば、もう狂気の沙汰としか思えねぇ。関係者の資質も疑う。マジ猛反しろやっ!!


…ふ〜、疲れたぁ。

[実物は想像を越える]

上映後,主役を務めた女優さん二人とヤスオ監督が登場。
いつもとなりの席でこっくりこっくりしている男が、ほほを紅潮させて司会する姿が微笑ましく見えたでござる。

しかし、陰の主役は最前列を陣取っていた、秋葉系の萌え萌え軍団。
彼らはマジ強烈で、間近で見るとキャラの際立ち方に驚いた。しかし、そんな外見とは裏腹にとてもマナーの良い、熱心な有り難いファンだそうです。

[もやしっ子度数]が軒並み85−100%で危険レベルだったから、少しは日光を浴びて健康的になってより温かく応援しなさい。

[グビグビゴチャゴチャ]

その後、5人で飯を食べに行ったんだけど、楽しいったらありゃしない。
テンションに身を任せ,ビールを2杯頂き更にいい気持ちになった〜。
楽しい呑みって、本当に良いねえ〜。


終電ギリギリに駅に向かったんだけど、なんなんだ、渋谷!!休日のこんな時間でもマジでウザイほど人がいて群集じゃ。


やっぱりこの街は好きになれない。


『Existence 』(2005年/約12分)

監督:戸田泰雄 出演:松本まりか、石井美奈子、坂田彩、他


18日からはインターネット配信が始まるそうなので,見逃した方は是非ご覧あれ!!